一針一針

ココ母が作っていたポーチとバッグが完成しました！

今回の作品は東日本大震災で被災された方達へ、少しでも力になりたいという気持ちのもとに、
教室の先生、生徒さん達が作品を作り、展示販売して収益全額を寄付するといった形のものです。
いつもは、私に八つ当たりをしながら作品を作っているココ母ですが、
今回はそういった事は一切なく、静かに製作をしていました。

以前、聞いた話ですがキルトを作る時って、「一針一針」気持ちを込めながら針を進めるそうです。
例えば、ベビーキルトの場合は、包まれる赤ちゃんの事を思い浮かべながら縫うし、
人にあげる時は、その方が幸福になるように思いを込めるそうです。
いつも納期のある作品は、最初は良くても最後には追い込まれて
苦行をしているかの様に製作しているココ母ですが、
この度は、はたから見ていても心を込めて縫っているなと感じました。

人の思いって難しいものです。
今回の作品達の売上だって、大きいものではありません。
ひょっとしたら、日本中の教室の生徒一人いくらって寄付を募った方が、大きい金額になるかもしれません。
でも、その生徒さん達がいろんな思いを込めて作ったという事実が、大切なんじゃないかと思いますし、
その思いが被災された方達へ伝わり、お気持ちが少しでもいい方向に向かっていって下さればと願います。

コメント 6

ブログを読み返して、ココ母様をはじめ、キルト教室の方々が、一針一針、被災地の方々への思いを込めて作られた作品には沢山の被災地の方々への思いやりに包まれているのですね。


ブログ本文を読む前、ココ母様の作品を見てなんて綺麗なキルトなんだろ♬と思いました。

ブログを読、その訳がわかりました。
なんだか心が温まりました。(^-^)
by sgr (2011-06-29 21:51) 

sgr、おはようございます。

ココ母のお母さんは手芸が得意でした。
特に編み物が好きで、いつも何か編んでいました。
今、その時の事を思い浮かべてみると、
いつも、慈愛に満ちた優しい顔で編み物をしていましたね。
そんな義母も亡くなって早６年。
会いたいし話をしたいな、現実には出来ない事だけど、
心の中では、いつでも出来る事です。
思いって、こんな事なのかもしれませんね。

ｂｙココ父

by ココ母 (2011-06-30 06:00) 

わぁ～！！
素敵な作品ですね。
色合いがとっても綺麗です。
一針一針にココ母さんのたくさんの優しい思いが込められているから、とても輝いて見えるんですね。

教室の先生や生徒さん達の思いはきっと被災者のみなさんの力になると思います。
by ramumama (2011-06-30 08:15) 

ramumama、おはようございます。

今回は、私に八つ当たりしないで、ちゃんと仕上げました。
何でもそうかもしれませんが、心が静かな時はうまくいくもんですね。
わたしみたいに、邪心だらけだと頓挫ばっかりです(笑)

被災者のみなさんは、長いスパンで大変な道のりを歩む事になると思います。
私達も出来る事を恒久的にしていきたいですね。

ｂｙココ父

by ココ母 (2011-07-01 06:17) 

すごい　すごすぎる！！

デザインもかわいいし、尊敬です。

これからも、沢山良い作品を作ってください！！
by re (2011-07-07 11:07) 

reちゃん、おはようございます。

ココ母本人は、縫い目がどうのこうのって言って、
ダメ出しするんだけど、単純にすごいな～と思います。
今度は大きめの作品なので大変そうです(^_^;)

ｂｙココ父
by ココ母 (2011-07-08 05:23)