ココがいるしあわせ [ココ]
ココが虹の橋を渡ってから今日で2年目になりました。
もう2年?まだ2年?正直どちらとも言えない自分達がいます。
昨日の事とも思えるし、ぼんやりとした時間を感じるのも事実です。
普段、日常を生活していて意識的にココの事を封印している訳ではないのですが、
心の中の引き出しを開かない様にしているのかもしれません。
ココとの約15年の生活を今改めて振返ってみても、
私達夫婦にとってココの存在の大きさを感じます。
ココの存在がどれだけ私達の心を救ってくれたか、
それに対して私達がココにどれだけの事が出来たかと自問自答してしまいます。
子供が出来なかった私達夫婦にとってココはかけがえのない存在でした。
何気ないココの行動を見てほのぼのしたり、具合が悪くなると思いっきり心配したり、
まさに本当の我が子でした。
そのココが7歳の時に水頭症の発作を起こしてから生活が一変しました。
ひどい発作だったので症状を緩和する為にはステロイドを処方しなければならなくなり、
只、常用していると薬の副作用で3年もたないと言われ、経過を見ながらステロイドを使う事にしました。
発作の症状が発症した初期より軽減してきた為、考えに考えぬいて断薬した結果、
徐々に発作を起こす事もなくなり、ココはそれから8年間頑張って生きてくれました。
永遠の命なんてないし、先生からも大往生だったと言われ、そう思うのも実感します。
ココを通じて知り合えたお友達の中には、とてもつらい別れをした人が沢山いて、
その方達の心の辛さを考えたら、私達が辛いなんて言えないという気持ちがあるのですが、
今でもココの最期の時を思い出すと胸が締付けられ涙が出てきます。
ココが亡くなってぼんやりTVを見ていた時、明〇安〇生命のCMが流れてきました。
普通のありふれた生活の中の家族の大切さをテーマにしたもので、
CMのテロップの最後に『あなたがいるしあわせ』と文字が浮かんできます。
小〇和〇の歌詞とオーバーラップしながら
自分達はどれだけココの事を愛して守る事ができたのか、ココの為に何ができたのか、
どんな時もそばにいる事ができたのかと等々考え、親としてもっとできたんじゃないかと思いました。
私達が守るべきココに癒されるのではなく、ココを癒してあげる事ができたのか・・・
そして『ココがいるしあわせ』の大きさを痛感し号泣してしまいました。
大事な家族が亡くなって後悔しない人はあまりいないと思います。
そして辛い心をずっと引きずるのを天国にいった家族も喜ばないと思います。
正直、いまでも辛い心を引きずっているのも事実ですが、ココもそんな親を見たくないだろうし、
もあとさらの為にも『折れない心』で頑張っていかなければと思っています。
でも、今日だけは思いっきり泣くのをココに許してもらい、
明日から『もあ・さらがいるしあわせ』を実感しながら、
おとうさんとおかあさんの子供でよかったと思われる生き方をしていきたいと思います。
byココ父・ココ母
2009-10-26 15:31
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コメント(8)
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今日はココちゃんの命日なんですね。
先月のラムの命日にも感じた事ですが、もう?まだ?どっちなんだろう??
今日はココ父さんココ母さんもきっと辛い思いをされているのでしょうね。
楽しい思い出だけ思い出せればいいのだけれど・・・
私の中にはお会いした日の可愛いココちゃんがずっと生きています。
あの日のココちゃとラムのツーショットは忘れることの出来ない宝物なんですよ。
ココちゃんが連れて来てくれたもあちゃんさらちゃん、ラムが連れて来てくれたれな・・・
お互い可愛い子達に癒されながら、ゆっくり元気になりましょうね。
明日からは、ココちゃんが大好きだったココ父さんココ母さんの笑顔をいっぱい見せてあげて下さい。
by ramumama (2009-10-26 21:42)
ココちゃん、幸せでしたよ。ココちゃんの笑顔、まるで無邪気に笑う赤ちゃんですね。姪っ子と甥っ子を思い出しました。時々、なにがこの子たちは楽しくて笑っているのかわかりませんでした。それは、私の心が疲れているか、貧しいから、笑えなかったのでしょう。まさに、無邪気に笑う、くったくのない幸せいっぱいの雰囲気の彼女達の笑顔と同じに見えます。 ブログの写真のココちゃんの笑顔をみて、私もこんな笑顔の時間を、これから先・・・・
沢山味わえる様な生き方したいです。 これからも、ココ父様、母様・・・・
沢山、幸せの笑の時間、増やしていきましょう。♪
by sgr (2009-10-26 23:35)
ramumama、おはようございます。
今月に入ってから命日が近くなるにつれ、その時のココの状況が思い起こされ、心が重くなっていく自分達を感じていました。
もう?まだ?月日が経つと分かるのですかね?
今はどちらとも言えません。
沢山の楽しい思い出があるのに、なぜ別れの時の辛い思い出が鮮明に浮かんでくるのでしょうね?
ココが交差点で車のウインカーの音を聞き、話しかけた時のうなずいた姿が忘れられません。
昨日、ラムちゃんとお会いした時の写真を見ていました。
ラムちゃんがフリスビーで遊ぶ姿や、やっと撮れたツーショットとか、私達にとっても大切な宝物です。
ラムちゃんが連れてきてくれた、れなちゃん。
ココが連れてきてくれた、もあとさら。
この出会いを2人に感謝しなければいけませんよね。
ココのためにも、そしてもあとさらのためにも、
今日から笑顔で頑張らないと!!
byココ父・ココ母
by ココ母 (2009-10-27 10:00)
sgrさん、おはようございます。
ココはとても感情が豊かな子で無邪気な笑顔を見せたり、ムッとした顔をしたり。
今でも忘れられないのが父が亡くなって自宅で葬儀をした際、ご住職がお経を上げているのを静かに聞いていたココが大粒の涙を流して泣いていたことです。
そんなココの顔を見た私達は、さらに号泣してしまった思い出があります。
正直、この何年も心の底から笑う事がありません。
まわりの皆さんの笑顔がとてもまぶしくて、
こんな風に笑えたらいいのになと思うのですが、
なかなかできません。
たぶん暗い夫婦だなと思われていると思います。
でも、最近いろんな方と知り合う事ができ、
その方達から元気をもらえるようになって、
少しずつですが元気になってきました。
もあとさらの親としてふたりにも
元気な笑顔で接しないといけませんよね。
頑張ります!!!
byココ父・ココ母
by ココ母 (2009-10-27 10:09)
正直、今回のブログのココちゃんの写真を見たとき、ワンちゃんの写真には、見えませんでした。私が感じたこの事を書いてよいものか迷ったのですが、前向きなコメントと読んで頂けたら嬉しいです。 私の甥っ子、以前お話したとおり、リスクのある状況です。でも、不思議です。彼の笑顔は、どうしても初めて見た時から、私の思い込みかもしれませんが、かわいい、かわいい、歳をとらない、何時までも生き続ける、お地蔵さん、皆の幸せを手を合わせて祈る、お地蔵さんにしか見えないのです。そうココちゃんの写真を見た時、同じような、上手く言えませんが、特別な感じがしました。何度かココちゃんのお話は伺っておりましたが、2枚の写真を見て・・・・お会いした事ない、ココちゃんの行動が、伝わってきました。 ここから先、手が止まってしまいますが、ただ一つ、ココちゃんきっと今も、笑っておりますよ。もあちゃん、さらちゃん、ココ父様、母様を見守りながら・・・・
by sgr (2009-10-27 21:58)
sgrさん、お早うございます。返事が遅れてごめんなさい。
昨晩は嬉しい偶然の出会いのお蔭で楽しいお酒が飲めました。
やはり、sgrさんとは縁があるのですね!
ココのこの2枚の写真は私達にとって大好きな写真です。
なんというかココが幸せそうな感じがして・・・
甥っ子さんも皆様の深い愛情を感じ、心が純粋だから屈託のない笑顔が出来るのでしょうね。
昨晩もお話させて頂きましたが、コメントを書くのに言葉を選ぶような記事でご負担をかけてすいません。
でも、感じた事を書いて頂いてとても嬉しいです。
日々生活をしていて楽しい事や考える事が色々ある中、
私達は器用ではないので感じたまま表現しています。
あくまで考え方の違いもたくさんあるでしょうが、
心を伝える手段として言葉を大事にしています。
やはり人様とお付き合いする上で言葉がなければ相手がどんな人かも分からないし、自分も言葉を使わなければどんな人?となって、そこで終わってしまうと思います。
なんでも本音トークは危険だと言う人もいると思いますが、
せっかく何かの縁で知り合えたのなら、
本音で語り合えるお付き合いをしたいですよね。
私達はこれからも心のまま感じた事を言葉で表現していきますので、
お付き合いの程、宜しくお願い致します(笑)
byココ父ココ母
by ココ母 (2009-10-30 06:02)
ご無沙汰しています。
記事、upされた時から読ませていただいていたのですが
なんてお言葉をかけさせていただいたら良いのか
経験が足らず、遅くなってしまいました。すみません。
大切な家族。ココちゃんとの思い出、
忘れられるはずがないですよね。。
私は未だに近い、大切な存在とのお別れを経験したことがありません。
そうなった時に自分がどういう状態になるか、分かりません。
でも、6月の時にかけていただいたお言葉を思い出すたびにきっと
ココ父さんもココ母さんも同じように
ご自分達に言い続けてきたのではないかと、思います。
『しっかりしなくちゃ!』と。
あの言葉は私にとって忘れることの出来ない『宝物』になっています。
辛いお別れをされてしまった父さん、母さん
こんな日だけは無理をなさらないでください。
ココちゃんを思いだしたら、涙が出たら
自然に流して・・・とぎれる時がきたら
笑ってくださいね。
来年も再来年も・・
もあちゃんさらちゃんは、そっと待っていてくれることでしょう・・。
随分日にちが経ってしまった上に偉そうなことを
すみません。
by ララまま (2009-10-31 17:33)
ララまま、こんばんは!
コメントを書いて頂いて有難う御座います。
正直、自分達が逆の立場だったらやっぱり言葉を掛けずらい記事だと思います。
そういう記事が多いうちのブログにいつもコメントして頂いて本当に有難いし嬉しいです。
いろんな方のブログを拝見させて頂いても楽しく明るいものが多く、うちもこういうブログが書けたらなと思うのですが、
なかなか出来ない自分達がいます。
今までのお付き合いの中でお分かりかと思いますがココ母は鬱です。
又、こんな事を書くと変な人とかかわらない方がいいなとか思う人もいるかも知れません。
現実、過去には離れて行った友達もいますし、それもしょうがないと思っています。
只、なぜこんな事を公開するのかと言えばココ母の一言なんです。
私が彼女の鬱を認識し夫として支えようとして数年経った時、私は彼女の辛さにも関わらず、心が疲れきってしまいました。もちろん、そんな顔は見せないようにしていたのですが、彼女にはバレバレでした。
そこで彼女に言われたのが、
『鬱になるのは私だけでいいよ。こんな辛い思いをあんたにはせたくない、だから無理しないで』でした。情けない男です・・・。自己嫌悪です。
全てを受け入れ全身で支えなければいけないのに、辛い状態の彼女に思いやってもらっているんです。
その時に2人でよく話しあったんです。
お互いに無理をしない、ダメな時はダメ、きつかったら口にだそう。
そして思ったり感じた事は人を傷つけない範囲で表現しようって。
こういう経緯があるので私達のブログはカミングアウトブログになってるのかも知れません。
でも、こんなブログでもコメントを書いて下さったり、いつも読んでますよと声を掛けて下さる方達がいます。
心の底から感謝し、心が救われると感じます。
でもね、ララまま無理しないで下さい。
いつも楽しくブログを拝見させてもらってますけれど、
なんか大変そうだなと感じる時があります。
そんな時にうちのブログのコメントで悩ませるのは心が痛いので、スルーして下さい。
読んで下さるだけでも有難いと思っていますので。
byココ父
by ココ母 (2009-10-31 21:16)